パシフィコ横浜にて2018年11月28日~30日に開催された、第41回日本分子生物学会年回に、荻野教授、井川助教、鈴木技術員、大学院生の田内くん、学部4年生の高野くんが参加しました。
井川助教は29日に開催されたワークショップ「小さな違いが生み出す大きな違い:脊椎動物の形態多様性を生み出す細胞生物学的メカニズム」において、”Revisiting Bergmann’s rule: temperature adaptation and its evolutionary significance of the Japanese and Ryukyu bell-ring frogs.”と題したリュウキュウカジカガエルの表現型進化についての講演を行いました。
田内くんはポスター発表(3日目)に”The functional domain-localized mutations hidden in the allotetraploid genome of Xenopus laevis“と題するアフリカツメガエルのゲノム進化に関する発表を行いました。
また、スタッフ3名はNBRP「ネッタイツメガエル」の事業紹介として、全日に渡って展示ブースでのネッタイツメガエルの生体展示と説明を行いました(下写真、奈良先端大学院大学・伊藤寿朗先生ご提供)。
さらに、学会の最終日にはNBRP事業の運営員会も開催されました。
会期中はたくさんの来場者に圧倒されつつ、毎日イベントがあるような多忙な日々でしたが、同時に収穫も多い学会でした。
・口頭発表
Igawa T. and Ogino H. “Revisiting Bergmann’s rule: temperature adaptation and its evolutionary significance of the Japanese and Ryukyu bell-ring frogs.” (2AW-13「小さな違いが生みだす大きな違い:脊椎動物の形態多様性を生み出す細胞生物学的メカニズム」オーガナイザー:佐藤 有紀・笹井 紀明)
・ポスター発表
Tanouchi M., Iwata Y., Igawa T., Sakagami K., Suzuki N., Ogino H. “The functional domain-localized mutations hidden in the allotetraploid genome of Xenopus laevis”